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〈忘れない〉は
終わった出来事に言うことば
東電福島第一原発事故は
まだ何も終わっていない
あの日から 10年つづき
この先もつづいていく
これは
遠く離れた
だれかの物語ではなく
あなたの話
やり過ごさないこと
考えつづけること
〈忘れない〉の代わりに
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- 「原発がある限り、私の身に起こったことは、いつかあなたのことになる」
- 福島県浪江町 菅野みずえさん
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- 「家族の捜索を中断しなければならない状況をつくったのは、原発事故です」
- 福島県大熊町 木村 紀夫さん
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- 「見えるよう、聞こえるようにしないと、なかったことになってしまう」
- 福島県三春町 大河原 多津子さん
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- 「福島の問題を、お涙頂戴ではない形で、しっかりと語れるように」
- 福島県須賀川市 鈴木 真理さん
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- 「誰でもそれぞれの立場の痛みを訴えていい」
- 福島県郡山市 森松 明希子さん
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- 「100歳まで漁師を続ける。福島の漁業が元に戻るのを見届けなければ」
- 福島県新地町 小野 春雄さん
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- 「この食べ物は安全か?子どもを守るために、自分たちで測るしかなかった」
- 福島県いわき市 鈴木 薫さん
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- 「裁判は、誰かの断罪が本当の目的ではなく、進むべき道を探るもの」
- 福島県三春町 武藤 類子さん
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- 「廃炉作業は今後何十年も続き、そこで働く作業員は必ず必要」
- 元除染・原発作業員 池田 実さん
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- 「『戻れない』で終わらせていいのか。ここから、どう村づくりをしていくのか」
- 福島県飯舘村 佐藤 健太さん
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- 「値を出せば除染だけでは『なんとかならない』と突きつけることができる」
- 放射線防護アドバイザー 鈴木 まいさん
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- 「本当にあの事故から 10年も経ったんだろうか。そんな実感はまったくない」
- 福島県飯舘村 安齋 徹さん
Opening photos:
© Greenpeace / Robert Knoth, Christian Åslund